地域を守る三方良しの大切さ

栃木県真岡市で高気密高断熱、高耐震、高耐久、自然素材の新築と断熱改修、耐震改修リフォームリノベーションを手掛ける工務店です。

NKC工務店の西川です。

先週からお世話になっている栃木県真岡市に由緒ある大前神社さんで、
お仕事をさせていただいており、その内容の一コマをお伝えしたいと思います。

今回の仕事のご依頼内容は、大前神社さんに打ち合わせに来られるお客様に対するご配慮からのご相談でした。
改修場所には立派な客間があるのですが、靴を脱ぎ、式台と大きい框を2段越えなければならない場所なんです。やはり神社ともなると格式があったりと、当時としても立派な造りのものだなと感じました。
しかし、この段差が問題で、上がるのに不便で、危険なので、入口の土間まで高さを下げて段差がないスペースを造りたいと言う内容でした。

こちらが、工事内容を取り留めた手書きのラフプランになります。
私は毎回どの現場でもこの風な絵的なものをおこして、仕上がりのイメージを頭で描きながらご提案しています。

こちらの内容から木拾いをしていき、お見積りをさせていただきまして、ありがたいことに工事発注をいただきました。
使う材料も規格外の物もあったり、全て手加工になる仕事となるため、少し緊張しながら工事に入らせていただきました。
工事を進めるにあたり、鑿・鉋がいつもより必要なので、休日の日に改めて砥ぎ物をして、自分の心も砥いで、しっかりとした仕事をしよう!と誓いました。


そんな中、妻が包丁切れないんだよなぁ~って、ボソッと呟くんです。
はいはい。わかりました。砥ぎます。とがさせていただきます。ということで、
こちらになります。

工事も順調に進んでおりますが、1点、私に不備がありました。
4枚引違いの戸の真ん中に新しく柱をいれ、出入り口を右と左にわける桧の柱に節があったんです。
それも死に節でした。


宮司さんからも埋め木などで目立たなくして欲しいというお声がけもあったので、しっかり対応させていただきますとお伝えしました。
天然の無垢材なので節があるのは当然なのですが、和風の建物ですと適材適所があり、私が材料に対する気遣いを怠った結果です。
ダメなものはダメなので本日、お取替えをさせていただきました。
今日は雨の日でしたが、取替えが終わるころには、私の心は少し晴れた気がします。

今回の工事は、地域のお客様を想う大前神社様・不便さや危険がなくなり安心して使っていただけるお客様・今回の工事に対して携わらせていただけた工務店としての有難さを感じさせていただきました。


これが本当の意味での3方良しではないでしょうか。
ひとのことを想い、考え、敬い、寄り添う。
そんな関係性を持てるのは素晴らしい事だと思います。


地域に愛され、時代の変化に合わせ変わっていくところは変え、変えず後世に残していくべきものは変えてはいけない。
改めて自分と向き合った仕事となりました。

大前神社様、ありがとうございました。

最後までご覧くださり、ありがとうございました。
また来週よろしくお願いいたします。




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